当院は1階精神療養病棟(60床)、2階精神療養病棟(60床)、3階精神一般病棟(60床)の3病棟180床体制で、日々個別性を考慮した精神科看護を提供しています。日中はできる限り離床に取組み、患者様とのコミュニケーションを大切にした援助を行っています。季節に応じたレクリエーション活動や食堂での食事場面など、日常生活の中での交流を通して、日々楽しみのある入院生活を送っていただけるような看護を目指しています。
1階精神療養病棟(60床)
60歳以上の認知症高齢者様が多く、身体合併症や介護度・認知症等で日常生活支援を多く必要とされる方が対象の病棟です。精神科看護に内科的な知識・技術を併せて、温かな接し方で寄り添いながら、安心して入院生活が送れるように個別的な看護を取り組んでいます。
2階精神療養病棟(60床)
症状がある程度落ち着いた患者様が多く療養されている開放病棟です。
病棟には個室が8室あり、気分障害・神経症性障害・ストレス関連障害の患者様も入院していただきやすい静かな環境になっています。
開放的な療養環境を提供するとともに、退院支援にも力を入れており、社会復帰を目指す患者様には、医師・病棟スタッフ・コメディカルスタッフ一同協力し支援を行っています。患者様の相談しやすい環境づくり、一人一人に対し人間味あふれる療養生活を提供しています。
3階精神一般病棟(60床)
精神科の様々な疾患の急性期から慢性期までを幅広く対応する病棟です。年齢層も幅広く、各年代の個別のステージに応じた援助を行っています。
また個室・多床室以外に保護室を有しており、患者様の症状や安全確保等を考慮して使い分けながら、適切な看護を提供しています。
退院支援に関しても積極的に進めており、新たな長期入院患者を増やさない様に、退院先をイメージした看護を行っています。
患者様の症状や年齢層は様々ですが、経験豊かなスタッフが専門多職種と協力しながら、個別的で細やかな観察を実施し、病状の早期回復を目指して質の高いケアを行っています。